草木染 日本色名事典 山崎青樹 著 色見本が草木染めによって430色以上掲載されている。また本の後ろには色名の解説などがあり歴史の中でつけられた名称は多い。古来から伝わる色名は植物染料で染色したものでつけられた色名とその時代について鉤括弧で付け加えている。こうした事典をよむと日本の歴史は奥深いし興味深いと客観的に思うのである。たとえば、430色の色見本をみて、うすいピンクがありそれは虹色と平安時代によばれ、江戸で虹染とよぶようになる。また桜色の赤みが強いピンクは撫子色(なでしこいろ)と平安時代によばれ、明治時代では石竹色(せきちくいろ)とよばてるようになる。 北村陵 北村織物