日本の織物 北村哲郎 著 昭和46年1月から49年12月までの四年間、47回にわたって連載されたものに手を加えて完成された書物及び染織資料。前回紹介北村哲郎の著 日本の織物は源流社がのちに著者の意図をくんで、北村哲郎染織シリーズというふりがついての出版になったもので、こちらはやや古いものである。織物の組織とか糸あつかいなど、織物そのものに係わることより、その織物の歴史や織物にまつわるエピソードなどを中心に書いたもので、きらくに読んでもらいたいとの主眼によって成り立っている。北村哲郎の1冊目の紹介のもののほうがカラー写真などが大きいのでそちらをすすめる。織物染織資料収集家であれば、こちらの手のひらサイズももってもいいが資料内容はほぼ同じで収集する意味があまりない。 北村織物 北村陵