続・日本の文様 北村哲郎 著 日本の文様という著書の続編であるが、こちらになると文様はより現代の衣装や意匠権を引き継いだものは増える。車輪と水であれば、どんなことが浮かぶであろうか。これはまだ近い日本の歴史を引き継いでいる文様といえる。<御所車(ごしょぐるま)に水>というものでは、車のホイールにあたる部分は木製で、夏のかわきを癒せないため破損してしまう。そこで川の水をくんで、水に浸し、木製の車輪破損することを防いだのであるが、こうした当たり前でいて、匿名性が強いもの、さらにはふたつで成り立つもの、ひとつでは三を表現できないもの、ふたつで特有の意味をつくりだせるものは、文様の要素では重要な要素である。そうした意味では、意味ある組み合わせによって出来上がっている文様はとても勉強になる。 北村陵 北村織物