湯通し 結城紬

湯通し、糊(のり)を抜く工程が結城紬には

必要です。必ず結城は糊抜きしなくてはなりません。

手つむぎ糸はのり(うどん粉)を何度も重ねて補強せねば

最終的に織りの工程まで進められない

ほど糸がもろく、人が手でひいているため糸も平という

わけにいかずむらがあり、さらには糊のつく所も一定、

というわけにはいかないのです。

糸が非常に厄介な性質を持っているとも言えます。

湯通し職人だった柳田さん(ご高齢)が引退され

表情は本当にやることがなくなったみたいな感じにみえたので

これは見習いの時に

北村さんが俺に弟子入りしようとしたんだ、

という柳田さんの自慢のおかげで

私はひどい目にあっていたのであります。

柳田さんは悪気はなかったのです。

嬉しくてつい自慢してしまったのです。

柳田さんの知識をフル活用していただきたいというわけです。

そこで上記画像二枚と左画像を用意しました。

私がここで聞きたかったのは、じつはまだ誰も

質問していないようなことです。

糊を私どもの紬生産者は、手つむぎ糸のなかまで

糊を浸透させよとしているわけで、それをはきだしたり

整理することは簡単ではないのではないかという点です。

答えはやはり複雑なものでしたが、まず反物全体を

太陽の出ているようないい天気の時にみて

特殊な伸子(しんし)という道具を用います。

これは織元は伸子というと糊抜き整理店さんとは

少々違います。参考画像は下記のようなものです。

 

これは糊抜きで使うものが下にきている棒状の細いものです

<全体像は左>

伸子をさしかえるのに神経を使わず非常にスムーズだと

柳田さんは言います。私は天気で風の抵抗を考えて

いるのかなぁと思いました。

簡単にさしかえる事ができて、仕事がしやすいそうです。

糊抜きはじつは細かい仕事をしている事がわかります。

今日はここまでです。

 

リアリズム 糊抜き

柳田氏インタビュー動画

難解な技法を伝授していただく

湯通し 糊抜き 柳田氏インタビュー動画

湯通し 糊抜き 柳田氏インタビュー動画

湯通し 糊抜き 柳田氏インタビュー動画 技法のコツをきく1貴重情報

湯通し 糊抜き 柳田氏インタビュー動画 技法のコツをきく2貴重情報

湯通し 糊抜き 柳田氏インタビュー動画 技法のコツをきく3貴重情報

湯通し 糊抜き 柳田氏インタビュー動画 技法のコツをきく4貴重情報

 

 

その他、結城紬の湯通しや糊抜きに必要なものを箇条書きする。

極めて特殊なため、専門知識に該当すると私は考える。結城紬に潜む生産者や従事者の高齢化は、背景として低賃金であるということは、どう考えても避けて通れないようである。結城紬の産地は主に茨城県結城市と栃木県小山市の二つが主要な産地とされているがこのあげた地域に密接しているかのように紬従事者は点在する。例えば、私の住む結城市は、車でおよそ600mで栃木県小山市にかわり、さらにその先100mでまた結城市に変わるというのをみるといかに茨城県と栃木県が国土地理からも隣接してるのかがわかるのである。また備考として、下館は現在、筑西市になており、地元の人間がたんに「しもだて」と言ってたものが、「筑西(ちくせい)」になり、さらに複雑なことは関城(せきじょう)や関本(せきもと)などいわば旧名称が最も適切にも関わらず、筑西(ちくせい)と呼ばれるようになり、いったいどのあたりをさしていっているのかさえわからないという現象も起こり得るのである。このあたりの地元情報については広域的に地域をさすなど定義がそもそもしっかりしていないのではないかと私は思う。さらには、栃木県小山市の市長はいったいどう考えたらあなたは当選するんだというような感じに私にはみえる。小山市は東京までのアクセスが駅たった一つ分で向上した都市も関わらず、つまりは人口のほとんどがサラリーマンである背景からすると紬業をあとおししていくことはヤラセにしかみえない。最も小山市の為になるととは到底、考えられない。簡単に人口を増やし工業化も勢いにのっている為に密かにつむぎをあとおししていくことが最も無難な選択をしているようにしかみえず、小山市の未来像も明確ではないことを勝手ながら、となりの結城市の職人が言わせていただく。みこしをかつがされていることに気がついた時、ひきぎわである。

さて肝心の話である。極めて特殊な道具は結城紬の通称「カシャゲ」と呼ばれるものをくわせるというか、布をかませる道具が必要である。このあたりは私は研究する気はないので個人的に調べていただきたい。さらには上記の糊抜き用の伸子も特注の道具で研究する意味はおおいにある。まず私はこだわりはじめるとそれだけになるので、手を出さない。以上である。

書き手 北村 陵2018.5.27

一体、蒸気プレス機とは何ですか、というメールがきてしまい記事の続きを書いている。私の動画をチェックしていないじゃないか、と言いたいところだが、記録をとる。動画で述べているように蒸気プレス機は、糊抜きした後にこのマシーンにかけて糊を布の表面上まで浮き上がらせて仕上げとして使用するのであるがこのマシーンは値段は高い。さらに聞こえにくいかもしれないが、尺幅以上の反物がかけられるかが最大の焦点になっている。ここからは私の秘密情報だったはずであるが仕方ないので教えます。このマシーンの製造された時代は、小柄な日本人の着物の規格で製造されていて、通常サイズで蒸気プレス機を買うと尺幅以上がかけることができない。業務用を買わないとならずさらには京都のメーカーのものはメンテナンスが充実しており、まるで北村織物のようだが、故障したら電話一本で現場まできてくれる。(それはうちはやってないわ)だから京都産の蒸気プレス機がよいのである。このマシーンにかけることで結城紬は皺一つ無い仕上がりに上がる。そしてこのマシーンが製造される前については手作業であった。現在も手作業が中心ではあるが結城紬の最盛期に最も仕事をこなしたのが蒸気プレス機を導入していた職人である。私の記憶では幼稚園児の時にここへきたが川のせせらぎがきこえた記憶があった。それは若干、美化されてしまっていた。畑の用水路であった。以上である。

書き手 北村 陵

糊抜きの抱える川の流れを再現した職場2018

東日本大震災でも破壊されることのなかった左官屋の仕事2018

上記の二種、動画

糊抜きの現場を資料にする

左官屋のアライさんは会う事が難しい。

数千匹に一匹という鼈甲のメガネをかけており、

柔道はせず残り全ての武道で何もせず

免許皆伝という職人さんで

コンタクトが難しい。

長時間会うのにかかる可能性がある。

嘘をいうと信用がなくなるのであるが

現在は左官屋はしていないかもしれない。

 

ココから下記の記事は一般向けでは無いことを了承した上で観覧してください。

<北村陵作成記事>

糊抜きの本質はどこか。私のもつ疑問はそこだ。結城紬の歴史は塗り替えられている。それも絶え間なく変化している。私は、糸だけで飯が食えてしまうという能力があり、いわば反則的存在に位置しており、研究する余裕がある。糸不足は深刻さを増し、その危機感を最も感じているのが奥順である。今ままで結城の歴史でそういう時はあったが必ずといっていいほどに結城生まれの職人によって支えられてきたのである。奥順はただその現場を見学させて極上品を番頭に任せているだけで社長はいつの時代も乗り越えて消えしまった。経営力はそもそも奥順にあるわけでは無いのである。番頭と職人という構図で商売は形取られてきた。ここから先ははっきり言えば、情報そのものでお金になるような情報だ。それは時代がそうさせている。私には関係がない。私はどんな情報も公開してきたし研究も地味ではあるものの続けている。結城紬研究家と称する石嶋なんとかさんや着付けのいしじまさんというのはすでに過去になっていて引き際だろう。たかが見習い15年くらいの私においこされているようでは結城はそもそもたいしたことではない、と多くの結城紬ファンは嘆きはじめている。彼女たちは生産において一番大切なものがない。それは資質だ。そもそもロクでもない著書は置き場に困る。彼女たちは結局、何もできなかった。

糊抜きの記事が結城紬のネット情報の範囲では到底プロになれるような情報がない。それはいまの小山と茨城の結城の二つの育成機関にも言え、さらには何も研究成果を残せていない。私は茨城の指導所は、一番まともなことを言ってしまったがために生産者に嫌われてきた坂入了さんが最も研究者らしかったと感じている。私の直感は当たる。さてじっくり研究していこうと思う。

まず糊抜きはそもそも結城紬の糊抜きには鬼怒川の川の流れを使っていたと考えている。そのヒントを持っていたのが柳田さんであった。これはダイレクトに高齢化で柳田さんは糊抜きを引退している。これは私の動画でチェックできることである。ここから先は初心者にも解説していくために原稿やイラストに時間がかかる。そして、これはまだ調べていないが川の流れの再現に必要なのが腕のいい左官屋の職人である。このあたりからすると京都はすでに結城紬を研究してきていると私は考えており、その上で一般に解説し、いきなり初心者をトップレベルまで持っていくというわざを実現させる。時間がかかるため、お茶でもしているといいと思います。

書き手 北村陵

 

左官屋のアライさんと対談2018

北:北村陵と申します。紬をやっています。お会いできて嬉しいです。

ア:(嬉しそうな顔をする)乗国寺に肉を持ってくる。

北:肉は何が一番うまいんですか?

ア:イノシシだ。ももとか肩だな。

北:そうですか。銃をうたれるんですか、熊とか

      なんか私は勿体無いですね、イノシシどしです。

ア:共食いになる。

    柳田につくったんだ 建築

北:そうですか。みたことあるんですがヒビも入っていません。

    五右衛門風呂もいけそな釜がありました。美しいです。

     建築には関心します。紬はダメです。3Dの設計ではない。

    二面です。貴重なお話ありがとうございました。

    もっと話がしたかったです。

ア:酒タバコをやらないと一流にはなれない。

北:一流を目指してます。