80蚊絣図案

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80蚊絣ですと少々説明する数値が

おおきくなるので約4倍あらい22蚊絣

説明していきます。

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見えにくいですがこちらが22蚊絣の実際の図案です。
タテの蚊絣の糸の計算の方法  
  まずは織物の基礎中の基礎をのべます。織物のタテの長さとつくる絣が同じ長さ、もしくはそれ以上あればタテの絣の役割は済んでしまいます。実際には切れたり、つないだりする糸になるので余裕をもたせた長さでタテ絣は生産されていきます。結城紬(本場結城紬)の地糸のタテの長さは14.5m(2.9mの5渡)でできています。14.5mという基本のタテの長さに絣のタテ糸は30cmほど長くのべて14.8mにします。そうすることで絣のタテは切れたりつないだりする糸や織りちぢみなどでも織物のタテ糸の14.5mという必要な長さに到達します。14.5mという長さは結城の織り上がり12.9mで規定の長さになり一割増した数が14.5mです。14.5m用意すれば大概のアクシデントにたえることができます。絣はそこに30cm長くしたものになります。絣のタテは常に14.8m用意ということになります。(細(こまか)さに関わらず14.8mです。)そこにタテの絣は何本用意し、細工をしていくかという流れになります。このとき、絣が必要な本数にもアクシデントを考え余裕をもたせたあまり本数も用意し余分に生産することも重要です。

また蚊絣のぐのめは、最下記bに記しますが半分そらして絣を生産します。

22蚊絣のタテと本数と地糸のべの変動

平63羽 22蚊絣地糸

普通巾 660本(全体のタテの本数)
尺巾  680本(全体のタテの本数)

絣21本タテ

普通巾660−21(絣)+11(切替 絣の半分)=650地糸
2.9mの5渡の650本 地糸のべ
尺巾680−21(絣)+11(切替 絣の半分)=670地糸
2.9mの5渡の670本 地糸のべ

蚊絣のヨコ糸の計算術

ヨコの絣の計算でこちらもタテ絣のように余分につくっておく生産方法を採用します。必要な糸の長さより余分につくり、切れたり、織りちぢみなどでアクシデントがあってもいいようにします。

まず原点になる絣をゼロとして10個分の絣の長さを出します。(19.3cm)

そこから最小手数(4手  下記にその理屈を表記a)の長さを出します。(1.93cm)

正確な長さは大きな長さから10分の1をした方がより精度の高い絣を生産

できるため(下記にその理屈を表記a)

4手1.93cm

4手で1.93cm織れることがわかりました。

ではヨコ絣は何手で完成されるかを計算します。

12.9mを織れれば結城の場合クリアと以前いいました。

ここに1割を増した数14.2m=1420cmを使います。

ここで式が完成します。

4(4手):1.93(1.93cm)=x:1420

1.93x=1420×4

1.93x= 5680

x=5680÷1.93

x=2943.0051

x≒2943

2943手でヨコ絣は完成されることがわかりました。

この手数を手つむぎ糸を絣括りする束本数(80〜100) で割ります。

ここでは80を使います。

2943÷80= 36.78756

この数値は最小手数4の倍数でないとあとあと不都合です。

小数点以下を切り捨て

36

にします。

ここで織物のヨコ幅はどれくらいかを計算します(はかります)。

結城の場合、ミミからミミまでです。仮に40.4cmのヨコ幅の蚊絣として

40.4cm=0.404m

36×0.404(m)=14.54(m)

この数値に+20cm(0.2m)します。これはあやの部分で織りで

使えない長さを配慮した数値です。14.74m

14.74m

ヨコ絣の場合のみ÷2となる。 輪になっているので半分でいいのです。

そのため÷2となる。

14.74m÷2=7.37m

7.37m

この数を何渡りでのべるかを計算します。(3m未満がよい)

7.37(m)÷3(渡)=2.456

≒2.46

ここで答えが出ました。

3渡の2.46mの80本のべる が答えです。

 

 

 

 

 

表記a

蚊絣の最小手数

上記左右画像2枚づつを簡略化したものが左図です。

上記の左右の最小手数は、絣の繰り返されるパターンの最も少ない数

で4手、どちらも数え方が違うだけで同じことを意味しています。

この場合、右の数え方の方がタテの長さが正確に出せるため右二枚

の数え方を採用します。

ソロ蚊絣のならび

ぐのめ(互ノ目)蚊絣 

ソロ蚊絣にアルファベットタテラインが入る

表記b