新技法シリーズ 工芸染色ノート 繊維と染色 糸、布染めの基礎 柳悦孝 假屋安吉 共著 工芸染色ノート一部。実際に仕事をする時の手がかりに、と色見本のカラーを。もどかしく、実物とは異なるとしつつも、化学染料の研究が始まった時代の空気感がある。実際に、化学染料が女子美術大学の染色授業で用いられる頃の喜びようと、それらにまつわるエピソードを柳悦孝氏が述べているが、化学染料により、制限された色の壁から脱出するさまと、失望をもかいてある。柳悦孝氏は女子美術大学の講師をまかされている時期での出版であり、後世に正確な染色方法を残すことは意義があるとしている。 北村陵 北村織物