日本の色を染める 吉岡幸雄 著 脱線にうつるかもしれないが、私の印象に残った部分を著書からとりあげよう。本能寺の変の年(天正十年1582年)の正月十五日、<御爆竹>のときの信長の衣装は、京染の御袖、御頭巾、御笠、少し上へ長く四角なり。御腰蓑、白熊。御はきそえ、御むかばき赤地きんらん、うらは紅桜<信長公記>より 秀吉はペルシャ絨毯を切って仕立てた陣羽織が伝えられている。ペルシャ絨毯のサファビー朝(1501〜1736)の絹の絨毯で鳥獣文様があしらわれており、世界広しといえども絨毯を切って服にしたのは秀吉が初めてではないだろうか(吉岡氏の考察)としている。 また上杉謙信の衣装も特筆すべき衣装であったとして記しているが読者の楽しみにしてもらいたい。 北村織物 北村陵