民藝活動のすすめ

日本や海外に民藝を、をテーマに歴史ある施設が

活動を推奨している。歴史もある。

 

原稿(その一)

日本民藝館という、日本の民藝品を扱う、または展示しているところが

東京の(お坊さんの大学の近くに)あります。こちら→<外部リンク(日本民藝館)>

ここ(日本民藝館)は、お客さんになるぶんには、民藝に関わる資料が観覧できたり、購入することができます。

ただ、展示出品する技術者としては、技術が半端なものは展示すらしてもらえません。

 

原稿(そのニ)

こちらは私し、北村陵が駆け出しのころ受賞した日本民藝館奨励賞です。

この受賞作の結城紬の絣は蚊絣(かがすり)という十字絣をさらに細かくした絣で構成された柄(絣のこと)です。

この絣(蚊絣)とは、このようなものです。下記掲載写真

父親から伝授してもらい、自分でつくり、受賞という流れです。

経糸(たていと)と緯糸(よこいと)の絣を織であわせるもっとも素朴で

そして、単純にして難解であります。

私のひいじいさん(北村勘一)の写真ですが、結城紬の

絣くくり部門の茨城県側の代表者として記述や記録がいまだに

残っているので、たとえ私が結城紬をやろうが、やらまいが、

よくも悪くも、資料は残り続けます。(ので、ある意味、私は結城紬の職業をやめられません 。)

 

結城紬の代表的な柄は亀甲(きっこう)といわれています。下記掲載写真

書籍や本や雑誌では、この亀甲を代表的な柄である。

と結論づけていますが、そもそも、結城紬の絣導入は他産地から

とりいれたものであり<客観視>、絣くくり部門での代表者選考にあたり、

北村勘一が選ばれた理由は十字絣を専属にやっていたからである。というのが

父親のいうところの結論です。この代表者選考のときに、亀甲を専属に

絣くくりする人もいたそうですが、選ばれませんでした。

<こちらも父親から伝授してもらい、絣括りした亀甲。たてよこ逆さで掲載してます。)

亀甲は、確かにくくれる人を技術的に選ぶ(できる、できないがはっきりする)傾向が高く、

これ(亀甲)はこれで大変です。

ですが、十字絣と亀甲のどちらもくくれる立場にしながら、

やはり、絣の技術がシンプルに集約したもの、といわれたら

私も亀甲ではなく、十字絣を選びます。好みの問題ではなくて、そう思います。

技術的にきついのは亀甲だと思いますが、代表的な絣、として

国の記録や登録のもとになる結城紬は 

十字絣 なのです。

<国の登録文献、民藝としての結城紬>

北村織物五代 北村 陵