<湯通し、糊抜き Araihiari>

本場結城紬は全て分業です。こちらの糊抜きの職人さんは、ベテランでさまざまな着物の糊抜きにたずさていらしゃるので、<目利き>です。ここでのゆ通しで着尺が糊抜きが行なわれ、ほとんどここの糊抜き屋(湯通し屋)を利用しますが、高齢化が進み生産ラインがなくなりつつあります。現在後継者不足を補うため産地では後継者がいくらか増え、技術習得のため習いにくる職人さんがみえはじめました。

上記写真は、ブラシ、お湯入れ、 お湯です。糊抜きにより乾いた着尺などみみ(着尺の白い部分)にすぅっとお湯を通し、仕上げます。伸子は織物に使うものよりシンプルでUの字になった細い棒に先端に針があります。風に吹かれてもしなやかで、すがすがしい気分になります。
上記写真、上<地機用伸子>下<糊抜き用伸子>
ここで、以前、本場結城紬の糊抜きは、小麦粉を抜くだけで、個人的に糊抜きを行なった方がいました。失敗に終わったそうです。この工程もプロでなければ出来ない技術です。本場結城紬ならではの湯通しです。またこちらの糊抜きをなされてるがいくつか市内にあります。