結城市の歴史 近代結城のなりたち

引用 参考書籍 結城市史 第六巻 近代現代通史編 発行:結城市  編集:結城市史編さん委員会

 

明治期の諸産業  1 結城織物業の発展

染料の変化

染めの面でもしだいに変化が現れた。1904年(明治37)にドイツから化学染料の人工藍が輸入されてから、

日本の藍の栽培は急激に減少した。茨城県の藍栽培も同様であった。それに対して結城地方の問屋、染色業者

は紺色については頑強に天然藍の使用を続ける努力をした。化学染料は簡単に染められ、しかも価格が非常に

安かったが、味のある色調が出せず、技術水準の低い業者が使用すると色むらや色落ちが目立った。結城でも

紺色以外の色は、しだいに化学染料を使用するようになったが、明治期は地味な旧来の色柄の織物が主流を

占めていた。

 

<明治諸産業 つづく >