結城市の歴史 近代結城のなりたち

引用 参考書籍 結城市史 第六巻 近代現代通史編 発行:結城市  編集:結城市史編さん委員会

P433

養蚕業の隆盛

結城地方でも明治30年代初めまでに、養蚕業は急速に発展した。そして第一次大戦期の好況下で

さらに大幅な増加をみせた。1920年(大正9)の反動恐慌前の数年間にわたる調査結果によれば、

(大正10)全耕地中に占める桑園の割合は、県下平均がおよそ7〜8%であったのに対し、結城郡

は10%強で、新治、筑波両郡に次ぐ 位置にあった。養蚕戸数、蚕種掃立枚数、収繭量いずれも、

結城郡は同様の傾向を示した。市域の五町村はいずれも、郡内では上位の収繭量を示したから、

県下有数の養蚕地帯であったといって差し支えない。